2013年9月10日火曜日

【harappa Tsu-shin】横尾忠則の「昭和NIPPON」

みなさんこんにちは。
あんなに暑かった夏ですが、朝晩は肌寒いですよね。
特に夕方のひんやりとした空気はもうすっかり秋の気配です。
そんな秋といえば、やっぱり芸術の秋ですよね!

先週6日、青森県立美術館で新しく始まる
横尾忠則の「昭和NIPPON」-反復連鎖転移の
レセプションに行ってまいりました!

ポスターや装丁、グラフィックワークで有名な
現代日本を代表する美術家 横尾忠則ですが、
御歳なんと77歳!
レセプションで拝見した横尾忠則は歳なんて感じさせない
不思議なエネルギーに満ち溢れていました。

今回の展覧会では、グラフィックワークにとどまらない絵画などの作品も多く、
横尾忠則の才能を多方面から感じることができます。
また、「昭和」という時代と重ね合わせることで
作品の意味を捉え直していくという内容になっています。

最近は美術館自体を見に行くことが多く、
展覧会の内容でこんなにも夢中になって見たのはとっても久しぶりな気がします。

もう、とにかく、圧倒的にすごいのです!
知識がないので「すごい」としか言いようがないのですが、
「反復連鎖転移」のテーマの通り、見終わっても
また最初から見直したくなるおもしろさでした。

寺山修司とも親交が深かった横尾忠則が、
震災、原発の問題が入り乱れる平成の時代に、
青森で展覧会を開くのもまた「反復連鎖転移」を感じずにはいられません。

みんさんぜひ、芸術の秋に横尾忠則展に足を運んでみてください。

会期:2013年9月7日(土)-201年11月4日(月・祝)
休館日:9月24日(火)、10月15日(火)
開館時間:9:00-18:00(10月1日からは9:30-17:00)※入館は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,000円、高大生600円、小中生200円


(harappaスタッフ=太田)

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