2013年10月19日土曜日

【つむじ風】 9号 「あたまを空っぽにして、五七五」

先日、中野もみじ山のライトアップを見に行った。紅葉がまだまだだったので、まさにその通りだった。そう、ライトアップで赤く染まったもみじを見てきた。これはこれで、なんか楽しかった。句碑もたくさんあるし、見頃になった頃、次回は昼に出掛けたいと思う。

そんな昨日は、岩木山と八甲田山で初冠雪。



そして、今日から始まった「弘前城 菊と紅葉まつり」は、11月10日まで。

あさっての日曜日は、「弘前市民俳句大会」がある。これは、大会の前に公園を自分で歩いて、俳句を作って発表するというもの。俳句は、楽しいよ。

最近、『知識ゼロからの俳句入門』を読み直しているが、この中の「アルファベットや記号が斬新な句にする」から、面白い句を紹介させていただく。

Qの字の混み合つてゐる蝌蚪の池   佐々木ふみ
(きゅうのじのこみあっているかとのいけ)

「 」夏のかけらを切り取って    武田典子
(かぎかっこなつのかけらをきりとって)

・・と・・・と雪がふる      金城敬太
(てんてんとてんてんてんとゆきがふる)

シナリオ本も買ったくらいに大好きだった、森田芳光監督・薬師丸ひろ子主演の角川映画「メインテーマ」。この中で忘れられない場面が、「セクシーになるってどういうことですか?」と聞く薬師丸のあたまを小突き、「あたまを空っぽにすることよ」と桃井かおりが答えるとこ。これって、いろんなことの答えのような気がする。

さて、弘前市民俳句大会のご案内

日時:1020()1230分受付開始
会場:弘前市民参画センター3(桜大通り)出句:弘前公園吟行3句
締切:1時厳守
会費:1000円
選句:特別選と一般参加者の互選。


皆さんも、あたまを空っぽにして、五・七・五、いかが?

 (harappaメンバーズ=KIRIKO)

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