2013年11月27日水曜日

【harappa Tsu-shin】お好み焼き的版画ワークショップ

みなさん、こんにちは。

雪こそ降っていませんが、寒い日が続きますね。

さて、先週末はgallery wagon 第2弾である

版画家橋本さんの展示を行っていました。

まちなかに突如現れたgallery wagonに

道行く人も足を止めて見ていってくれました。

そして今回は、作品展示だけではなく、

「お好み焼き的版画ワークショップ」も開催してみました♪

wagonには作業用のテーブルまで付いているのです!


「お好み焼き的版画ワークショップ」とは石膏版画のことで、

絵を考えてもらったものに、インクを塗り、型をつくり、

そこに石膏を流し込み、

後は石膏が乾くまで待つだけというものです。

その工程がお好み焼き屋さんに似ているのです♪


小さいお子さんから、大人まで、

本当にたくさんの方々がワークショップを楽しんでくれました♪

家族みんなで参加してくれた方々も多かったです。

寒い中、ワークショップに参加してくれたみなさん、

見に来てくださったみなさん、

本当にありがとうございました。


次回のgallery wagonは、イラストレーターの工藤さんをむかえての開催です。

次回も楽しい内容を計画中ですので、

みなさん、ぜひ遊びに来てみてください。



第3弾:作家・工藤陽之
日時:12月6日(金)、7日(土)、8日(日)10:00-15:00
場所:JR弘前駅前周辺


(harappaスタッフ=太田)

2013年11月6日水曜日

【つむじ風】10号 「岩木には宵待草がよく似合う」


♪待てど暮らせど来ぬ人を

宵待草のやるせなさ♪


植物学的には、「マツヨイグサ(待宵草)」。夕刻に開花して夜の間咲き続け、よく朝には萎んでしまう。大正浪漫を代表する画家・詩人、恋多き竹久夢二のつかの間の恋の物語。その相手の女性は、他の人と結婚し、今は夫の出身地である和歌山県新宮市のお墓に共に眠っているという。


かつて、私の恋の相手であった和歌山出身の彼とは、いろんな映画を一緒に観た。映画監督志望だけに、いい映画ばかり教えてくれたのだと思う・・・偏っていたかもしれないが。そんな私の、日本映画のベスト3は、神代辰巳監督の「赫い髪の女」(中上健次の原作も大好きなことは言うまでもない)、田中登監督の「色情めす市場(まるひしきじょうめすいちば)」、黒木和雄監督の「祭りの準備」、のようだ。のようだ、というのは他にも沢山あるような気がするのだが、咄嗟に思いついたのは、この三本だったから。三本のうちの二本は、日活ロマンポルノ。裸さえあれば後は何をやってもいいと、若い監督たちが自由に映画を作れたのだという。


今まで、色んな要素が重なって「赫い髪の女」を一番だと思っていたが、もしかして「色情めす市場」が一番かもしれない。ロマンポルノとして観た場合は、「抜きどころがまるでない」、という理由から最低らしい。しかし、この映画、一度しか観ていないのに、この記憶力の悪い私の桃色の脳細胞に(名探偵ポワロ風に)、場面場面がこびりついたままである。特に、白痴の弟のあのシーン。春を売って釜ヶ崎で生きる姉。その姉を演じているのが芹明香で、「祭の準備」にも出ていた。


彼女は、『弘前りんご映画祭』で上映される、神代辰巳監督の「宵待草」にも出ている。この映画も、二人で借りたと思っていたのだが、私だけ観なかったのか、ただの記憶違いなのか、内容を覚えていない。これは、この機会にぜひとも観なければ。当時の弘前の様々な風景も映し出されているのだという。


出来れば、あの人と一緒に私の故郷で観たかったなぁ・・・なんてね。


♪今宵は月も出ぬさうな♪

(harappaメンバーズ=KIRIKO)

【harappa Tsu-shin】“ gallery wagon”


みなさんこんにちは。
暑い、暑いと思っていたのにあっという間に秋ですね!
冬が来る前にもっとお外でいろいろ楽しみたいですよね♪

今日はみなさんに、
harappaの新しいギャラリーを紹介したいと思います!
移動する屋台式ギャラリー“gallery wagon”です!!
寒さも吹き飛ばす元気いっぱいの黄色が目印です。

先週末はこの“gallery wagon”で、さっそくまちなかに繰り出してきました。

まず、11月2日(土)はまちなか情報センターへと!

道行く人も興味津々です!

11月3日、4日は吉野町緑地公園にて。
秋晴れの空の下、“gallery wagon”がとても映えています。

この日はcross.Sというイベントもあり、
たくさんの人に作品を見てもらうことができました。




2日目は少しの間だけ、雨が降ったりもしましたが、
テントをかぶせてなんとか無事に終わることができました。
移動はもちろん屋台式です。
この日は自転車専用通路でスムーズに帰ることができました。

そして今回、第1弾として作品展示を行ってくれたのは、
弘前大学教育学部美術専攻3年の吉谷拓海さんです。
「Curved Mirror」というテーマで、
弘前市内で撮ったカーブミラーを通して、
普段は気付きにくい弘前の風景を映し出してくれました。
いろいろな方からお褒めの言葉をいただき、照れていましたが、
とてもステキな展示だったと思います♪
準備していたポストカードもSOLDOUTになりました!

この3日間見に来てくださった方、本当にありがとうございました。
そして、今回見逃してしまったという方!
“gallery wagon”はまだまだ弘前市内を歩き回ります!
まちなかで見かけたらぜひ声をかけてくださいね♪


第2弾:版画家・橋本尚恣
日時:1122日(金)、23日(土)、24日(日)10:00-15:00
場所:弘前市土手町周辺

第3弾:作家・工藤陽之
日時:12月6日(金)、7日(土)、8日(日)10:00-15:00
場所:JR弘前駅前周辺



(harappaスタッフ=太田)