2014年1-3月期に出会ったドキュメンタリーについて報告する。
今年は3ヶ月ごとにこの報告を行う。できるだけ多くのテレビ・ドキュメンタリーを紹介したいと考えたからだ。最終目標は「月刊」だが、年4回の発信をとりあえずの目標とする。
「今年出会ったドキュメンタリー 2014年1-3月期」
2014年1月から3月までに観たドキュメンタリーを列挙する。映画の方は例年通りほとんどがDVDでの鑑賞であるが、何本かはスクリーンで観た。( )内は製作年と監督名と鑑賞場所等、「最前線」は、harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2014」。「ヤン ヨンヒ監督特集」はharappa映画館「ヤン ヨンヒ監督特集」。※はテレビ・ドキュメンタリー。
▼1月・・・
『夜明けの国』(1967 時枝俊江)
『ベトナムから遠く離れて』(1967 クリス・マルケル製作)
『美輪明宏ドキュメンタリー~黒蜥蜴を探して~』(2010 パスカル=アレックス・ヴァンサン)
『イラン式料理本』(2010 モハマド・シルワーニ)
『失われた故郷の記憶を求めて~サヘル・ローズ イラン~』(2013 旅のチカラ)※ 『カルチャーショック』(2013 「日本賞」グランプリ)※
『激走!シルクロード 104日の旅(前・後編)』(2012 BSプレミアム)※
『戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 第5回~第8回(「東北の戦後史」)』(2014 NHKEテレ)※
『再起の一滴~陸前高田・老舗醤油店1000日の記録~』(2014 テレメンタリー)※
『反骨のドキュメンタリスト 大島渚「忘れられた皇軍」という衝撃』(2014 NNNドキュメント )※
『キング牧師とワシントン大行進』(2014 BS世界のドキュメンタリー)※。
『日本地図から消えた島 奄美 無血の復帰から60年』(2014 NNNドキュメント )※
▼2月・・・
『福島 生きものの記録 シリーズ1~被曝~』(2013 岩崎雅典 「脱原発弘前映画祭」)
『ノーコメント by ゲンスブール』(2011 ピエール=アンリ・サルファティ)
『映画「立候補」』(2013 藤岡利充 「最前線」)
『台湾アイデンティティ』(2013 酒井充子 「最前線」再)
『ディア・ピョンヤン』(2005 ヤン ヨンヒ 「最前線」再)
『人間は何を食べてきたか~食と文化の世界像2~』(1985 NHK特集)※
『三陸カキ 真の復興に挑む』(2014 テレメンタリー)※
『被災農家を救え 若きビジネスマンが挑んだ農業再生550日』(2012 ETV特集)※
『農の夢よ、よみがえれ~若きビジネスマンと被災農家の1050日~』(2014 ETV特集)※
『自衛隊の闇 不正を暴いた現役自衛官』(2014 NNNドキュメント)※
『和平への“策略”~アパルトヘイト撤廃 秘録~』(2014 BS世界のドキュメンタリー)※
▼3月・・・
『サイド・バイ・サイド-フィルムからデジタルシネマへ』(2012 クリス・ケニーリー)
『愛しきソナ』(2009 ヤン ヨンヒ 「ヤン ヨンヒ監督特集」再)
『空を拓く~建築家・郭茂林という男』(2012 酒井充子)
『イノセンテ~ホームレスの少女が描く未来~』(2014 BS世界のドキュメンタリー)※
『愚安亭遊佐 ひとり芝居を生きる』(2014 ノンフィクションW)※
『ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から3年~』(2014 ETV特集)※
『戦傷病者の長い戦後』(2014 ETV特集)※
『ジャンゴ・ラインハルト ドキュメンタリー ~スリー・フィンガーの魔術師~』(2014 WOWOW)※
『メルトダウン File.4 放射能"大量放出"の真相』(2014 NHKスペシャル)※
『鋼の絆~島原の鍛冶屋5人兄弟~』(2014 FNSドキュメンタリー大賞)※
『特選 新大久保グラフティ やんちゃ亭主物語』(2014 ザ・ノンフィクション)※
『ヒロシマ・ナガサキ ダウンロード』(2010 竹田信平)
2014年1-3月期の印象に残った作品について数本紹介する。まず、映画から。
『イラン式料理本』(2010 モハマド・シルワーニ)
台所で料理する監督の家族や親戚たち。新婚夫婦の台所、ベテラン主婦の台所…カメラの後ろから彼女らに話しかける監督の目は、イラン社会の姿をとらえる。男と女、嫁と姑、さまざまな家族の事情。キッチンを舞台として設定することによって、イランの現実をあぶり出した話題作。「山形国際ドキュメンタリー映画祭2011」で市民賞とコミュニティシネマ賞の2冠に輝く。
『福島 生きものの記録 シリーズ1~被曝~』(2013 岩崎雅典 「脱原発弘前映画祭」)
弘前文化センターホールで開催された「AFTER 311 第2回脱原発弘前映画祭」で上映された。長年にわたって野生動物の生態を記録し続けてきたドキュメンタリープロダクション・群像舎が、福島第一原子力発電所爆発事故以降の汚染された生きものの記録に着手した。ツバメが牛がイノブタがニホンザルが…汚染地帯で生き続ける。この「シリーズ1~被曝~」をスタート地点として、とてつもなく長い時間を必要とする記録が始まった。「シリーズ2~異変~」は今年2014年完成予定。
『映画「立候補」』(2013 藤岡利充 「最前線」)
harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2014」で自主上映した作品。次の文は『越境するサル』№123の作品紹介。「『泡沫候補』と呼ばれる人々に密着したドキュメンタリー。羽柴誠三秀吉、外山恒一、マック赤坂…300万円の供託金が没収されても、彼らはなぜ立候補し続けるのか。『夢を見ている人を追って力をもらえたらと思って始めた』と語る藤岡利充監督が、彼らの『「負けることがわかっている』戦いを追う。」2013年毎日映画コンクール・ドキュメンタリー映画賞受賞。
『ディア・ピョンヤン』(2005 ヤン ヨンヒ 「最前線」再)
harappa映画館「ドキュメンタリー最前線2014」で自主上映した作品。次の文は『越境するサル』№123の作品紹介。「大阪生まれの在日コリアン2世ヤン ヨンヒの監督第1作。朝鮮総連活動家の父と母にカメラを向け、10年にわたって家族を記録し続けたこの作品は、『山形国際ドキュメンタリー映画祭2005』でアジア千波万波部門特別賞を受賞した。両親は朝鮮総連の幹部として一生を『祖国』に捧げ、3人の兄たちは帰還事業で北朝鮮に『帰国』してピョンヤンで暮らす。なぜ両親は息子たちを帰国させたのか?なぜここまで祖国に忠誠を尽くすのか?北朝鮮に対する疑問、父との葛藤、そして和解に至る家族の物語は、一編の叙事詩のようだ…」
『サイド・バイ・サイド-フィルムからデジタルシネマへ』(2012 クリス・ケニーリー)
デジタルシネマの台頭により、今や消えつつあるフィルム。この作品では、俳優としてその変遷を見てきたキアヌ・リーブスが、映画関係者へのインタビューを通じて、デジタルとアナログが併存する(サイド・バイ・サイド)現在から、映画におけるデジタル革命の歴史を検証していく。登場するハリウッドの映画監督は、スコセッシ、ルーカス、キャメロン、フィンチャー、リンチ、ノーラン、ソダーバーグら…さらに撮影監督、編集者、カラリスト、現像所やカメラメーカーの社員らも多数登場して証言、貴重な記録である。
『空を拓く~建築家・郭茂林という男』(2012 酒井充子)
1968年誕生した「霞が関ビル」。このビル建築チームのリーダーが、戦前台湾から上京し東京大学で建築を研究してきた郭茂林だった。その後も、浜松町の世界貿易センタービル、新宿の京王プラザホテル、池袋のサンシャイン60と、超高層ビルを次々と築き、新宿副都心開発も手がけた。さらに郭は、台北駅前の新光三越ビルをはじめとする台北の超高層ビル化を推し進め、台北市長時代の李登輝(のちの台湾総統)と共に台北市副都心(信義新都心)開発計画も手がける…90歳を目前にした郭の故郷台北への旅を、『台湾人生』の酒井充子監督が追いかける。かつて、こんなすごい人がいたのだ。
『ヒロシマ・ナガサキ ダウンロード』(2010 竹田信平)
メキシコ在住の日本人青年、竹田信平監督の初の長編ドキュメンタリー映画。海外へ渡った被爆者を取材し続けている彼は、友人とともに在米被爆者への取材の旅を企画する。かつての敵国であるアメリカへ移住した人々が語る「あの日」の記憶、そしてその後の日々。アメリカ西海岸を南下し、在米被爆者たちの孤独・苦しみ・葛藤と出会い続ける魂のロードムービー。原爆の貴重な記録であるとともに、ふたりの青年が歴史や人々の人生と出会っていく記録でもある。
『夜明けの国』(1967 時枝俊江)
『ベトナムから遠く離れて』(1967 クリス・マルケル製作)
「中国文化大革命」と「ベトナム戦争」を扱った「古典」だが、それぞれ新鮮な作品として鑑賞することができた。なお、『夜明けの国』は、DVDブック『目撃!文化大革命 映画「夜明けの国」を読み解く』(太田出版)の付録である。弘前市立図書館でも貸し出しをしている。
テレビ・ドキュメンタリーからも数本。今回は、紹介すべき作品(番組)にたくさん出会った。映画以上に、こちらに目を向けていきたい。
『カルチャーショック』(2013 「日本賞」グランプリ)
「ロマをルーツに持つ大道芸人ラシッドとイタリアの女子大生アニェーゼのカップルが、自らのアイデンティティと異文化体験を求めてバルカン半島に10日間の旅をする…」と番組の解説にはある。国際交流・異文化理解というテーマを、若者向け番組の形で提供する教育的エンターテインメント(エデュテインメント)。「日本賞」は教育番組の国際コンクール。イタリアのテレビ局が制作したこのグランプリ作品は、26分という短さであるがストレートに「ロマ」の歴史と現在を描き出している。
『戦後史証言プロジェクト 日本人は何をめざしてきたのか 第5回~第8回』(2014 NHKEテレ)
戦後70年を迎える2015年に向けて、NHKが「政財界から一般市民まで、新たな証言を記録し、廃墟から立ち上がった日本人の姿を描く大型プロジェクト」としてスタートさせたのが「戦後史証言プロジェクト」。2014年1月は『日本人は何をめざしてきたのか』 第5回から第8回まで(副題「東北の戦後史」)。
第5回「福島・浜通り 原発と生きた町」は、2011年3月の原発事故で今も多くの人々が避難生活を余儀なくされている、福島県東部・浜通りの戦後史。現金収入が少なく、農閑期には多くの人々が出稼ぎに出なければならなかった、浜通りの人々。戦後、浜通りの双葉町と大熊町は原発を誘致し、1971年、第一原発の稼働を迎える。新たな雇用が生まれ、人々は出稼ぎをしなくても暮らせるようになり、電源三法の制定による巨額の交付金によって町の財政も潤ったが…原発と共に生きてきた戦後を、証言で綴る。町の財政のために原発増設誘致を決議していく、当時の双葉町の映像は、いま見ると痛々しい。
第6回「三陸・田老 大津波と“万里の長城”」は、繰り返し津波に襲われてき岩手県宮古市田老(たろう)の人たちの営みを証言で見つめていく。「万里の長城」と言われた世界に例を見ないコンクリートの防潮堤も、東日本大震災では津波により根本から壊され、地域に甚大な被害をもたらし、田老は200人近い犠牲者を出した。防潮堤の建設の経緯を軸に、つねに自然災害と対峙して生きてきた田老の歴史を振り返る。
第7回「下北半島 浜は核燃に揺れた」は、原子力に翻弄され続けた青森県下北半島の現代史の証言。ビート栽培の頓挫、60年代の「むつ製鉄」、70年代の「むつ小川原開発」の失敗の後、下北半島は「原子力船むつ」と「六ヶ所村核燃料サイクル基地」誘致と、国の原子力政策に振り回された。その歴史を、豊富な資料映像と証言で綴る。「原子力船むつ」母港化に揺れる浜関根の漁民たちを撮影した土本典昭監督の『海盗り』(1984)の映像も挿入されているが、貴重な記録というべきだろう。
第8回「山形・高畠 日本一の米作りをめざして」は、有機農業の米作りを中心に独自の道を歩んできた山形県高畠町の戦後の歩みをたどる。有吉佐和子の『複合汚染』で紹介された高畠の青年たちの有機農業への模索。都会の消費者たちとの産直提携は実現したが、農家の高齢化や兼業化、農薬の空中散布をめぐる激論と、課題は続く。TPP参加へと向かう中、「日本一おいしい米作り」を目指して格闘してきた高畠の戦後をみつめる。
『反骨のドキュメンタリスト 大島渚「忘れられた皇軍」という衝撃』(2014 NNNドキュメント)
2013年1月に亡くなった大島渚監督のドキュメンタリー『忘れられた皇軍』(1963年放送 ノンフィクション劇場)。この作品を丸ごと1本放送し、それに当時の制作スタッフや妻・小山明子の証言、是枝裕和監督や田原総一朗へのインタビューを加えて構成された骨太の番組。戦傷を負い、戦後、韓国籍となった旧日本軍の兵士たち。彼ら白衣の傷痍軍人たちが、日本国の補償を求めて街頭で募金を集める姿を、映像は執拗に捉える。
『キング牧師とワシントン大行進』(2014 BS世界のドキュメンタリー)
1963年夏、アメリカ全土から20万人以上が参加したワシントン大行進。人種差別の撤廃を訴えたこの行進の内幕を、証言と映像で描く。マーティン・ルーサー・キング牧師の有名な演説、あの「I have a dream」に至る壮大な計画の裏のさまざまな思惑や駆け引き、ケネディらの対応など、現代史の貴重な記録といえる作品。ジョー・バエズ、ボブ・ディラン、PPMの登場シーンはは鳥肌もの。バート・ランカスター、ポール・ニューマンら多数のハリウッド俳優たちの参加も、かつてのレッドパージの記憶が鮮明な時期であることを考えると感慨深い…
『人間は何を食べてきたか~食と文化の世界像2~』(1985 NHK特集)
食の起源と現在を取材した「伝説のNHKドキュメンタリー」、1985~94年に放送された『人間は何を食べてきたか』シリーズ(NHK特集・NHKスペシャル)が、「ジブリ学術ライブラリー」(全8巻)という形で発売されている。その第2巻「食と文化の世界像2」をレンタルで鑑賞することができた。収録されているのは「第3集 遊牧の民の遺産~乳製品~」・「第4集 アンデスの贈りもの~ジャガイモ~」・「第5集 大いなるアジアの恵み~米~」の3本…特典として付いているジブリの高畑勲・宮崎駿両監督と番組制作者の座談会は、当時の番組制作の様子を知る上で参考になった。
『農の夢よ、よみがえれ~若きビジネスマンと被災農家の1050日~』(2014 ETV特集)
東日本大震災からまもなく3年。津波の被害を受けた宮城県亘理町のイチゴ専業農家が集まった「農事組合法人・マイファーム亘理」の取り組みを、震災直後から3年に及ぶ長期取材で記録した作品。荒れ果ててしまった農地で、京都の農業ベンチャー代表・西辻一真さんと被災農家が協力してトマト栽培に奮闘する姿を描く。同じ日にアンコール放送された『被災農家を救え 若きビジネスマンが挑んだ農業再生550日』(2012 ETV特集)は、その「途中経過」(2012年までの)といえる作品だが、映像の迫真力はひけをとらない。どちらも、「復興とは何か」ということを私たちに考えさせる作品だ。
『和平への“策略”~アパルトヘイト撤廃 秘録~』(2014 BS世界のドキュメンタリー)
1990年、ネルソン・マンデラが解放され、南アフリカのアパルトヘイト政策は終焉を迎える。その陰に“ムッシュ・ジャック”と呼ばれるフランス人がいた。アフリカ各国で穀物や石油の取引を手がけるアルジェリア生まれのフランス人、ジャン・イヴ・オリビエは、人脈を駆使し、南アと周辺アフリカ諸国、キューバ、フランス、アメリカの要人と地域和平の交渉を進めていく。当時のアフリカ諸国の元首、欧米の外交官や諜報員、反アパルトヘイト活動家たち、そして本人の証言によって、アフリカ現代史に決定的な役割を果たした男に光を当てる。2013年サンパウロ国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞。シェフィールド・ドキュメンタリー祭特別審査委員賞。
『イノセンテ~ホームレスの少女が描く未来~』(2014 BS世界のドキュメンタリー)
移民でホームレスの少女丸イノセンテ。アルコール依存症の父親がメキシコに強制送還となった後、イノセンテと母と弟たちは米カリフォルニア州で不法移民となり、9年間もホームレス生活を続けている。NPOによるアートプログラムによって自らの才能を開花させたイノセンテが、個展に向けて制作に打ち込む姿を描く。アーティストになる夢に向かって生きていく彼女を支えるNPOの存在が光る。第85回アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞。
『愚安亭遊佐 ひとり芝居を生きる』(2014 ノンフィクションW)
故郷である青森県下北半島浜関根を舞台にした『人生一発勝負』・『百年語り』・『こころに海をもつ男』などのひとり芝居を、30年以上にわたり演じてきた愚安亭遊佐(ぐあんていゆうざ)こと松橋勇蔵。日本の原子力政策と真っ向から闘い孤立していった、兄の漁師松橋幸四郎の生き様を描いた新作『鬼よ』に取り組む日々に密着し、彼の人生と各地の人々との交流を描く。「3.11」(兄幸四郎の通夜もその日だった)を経て、愚安亭遊佐の芝居はさらに凄味を増していく…ナレーションは壇蜜。
ところで、№118「今年出会ったドキュメンタリー 2013上半期」で紹介したWOWOW『映画で国境を越える日~映像作家・ヤン ヨンヒという生き方~』(2013 ノンフィクションW)が「第9回日本放送文化大賞 テレビ・グランプリ」を受賞し、全国の地上波テレビ局でも放送された(2013/12月~2014/3月)。私も、harappa映画館「ヤン ヨンヒ監督特集」(2014/3/15)の監督トーク(進行役担当)に備えて、チェックを重ねたが、何度観ても、傑出した作品だと感じる。
なお、ヤン ヨンヒ監督の次の作品もテレビ・ドキュメンタリー。WOWOW「ノンフィクションW」で2014年5月30日(金)夜10:00放送の「綾戸智恵 その歌声が変わった日~父と母の痛みを抱いて~」。お見逃しなく。
<後記>
1-3月期に観た「ドキュメンタリー映画」13本のうち4本は、harappa映画館で自分たちが上映したもの。最近、青森市シネマ・ディクトのドキュメンタリー映画が充実しているので、何とか足を運び、映画館での鑑賞を増やしたいと考えている。
テレビ・ドキュメンタリーの紹介を増やすために「季刊」化を試みたが、このペースであれば何とかこなすことが出来そうだ。一層の充実を心がけたい。
月末に旅行を計画しているので、少し早めに発信する。次号は「旅のスケッチ」になるか、「珈琲放浪記」になるか…
(harappaメンバーズ=成田清文)